- これからライトショアジギングを始めるけど、、、
- ライトショアジギングに適切なロッドはどれ?
- 長さ、硬さ、重さが違うけどどれがいいの?
- 選び方や具体的なおすすめなロッドを教えて!
最近注目されているライトショアジギングですが、奥が深い釣りです。ロッドも多種多様にあり、どれを選んだら良いのか分からないですよね?用途を間違ったロッドを選ぶと釣りになりません。
私は釣り歴20年。ライトショアジギングのほかにも多種多様な釣りを楽しんでいます。ライトショアジギングロッドについては5本ほど保有しています。
そこでこの記事ではライトショアジギングロッドの選び方を解説していきます。さらに、具体的なおすすめロッドも紹介していきますね。
この記事を読むことであなたはライトショアジギングのロッドの選び方とおすすめロッドを知ることができます。結論から言いえば40グラム前後のジグを投げられるロッドがおすすめです。
ライトショアジギングロッドの選び方

ライトショアジギングでは、主に20~60グラムのジグ(ルアー)を投げてアクションをつけながら魚を誘う釣りになります。そのため、ロッドの選び方の基本はジグ(ルアー)の重さ40グラム前後に適正なロッドを選択することになります。
基本的に注目する項目として「長さ」「硬さ」「重さ」です。それぞれ詳細に解説していきますね。
ライトショアジギングロッドの長さ
ロッドの長さですが、長いほど遠投することができますがキャストするときに力も必要になります。
ジグをキャストするときに長さがあると板のしなりが大きくなり反発して飛んでいく飛距離も伸びていきます。同じ重さのジグを投げたとしてもロッドの長さで飛距離は変わります。
逆に短い方がキャストしやすい、ジグへのアクションが付けやすいです。ナブラを狙い撃ちするようなモデルは短いめな傾向があります。
全長はft(フィート)・m(メートル)で表示されています。スタンダードな長さは9.6ft(2.9m)になります。おおよそ、ライトショアジギングロッドは9‐11ftが多いです。初心者の方であれば9.6ftを選べば問題ありません。
ライトショアジギングロッドの硬さ
ロッドの硬さについては、飛距離やジグの重さが変わってきます。飛距離については長さとも関係がありますが、ロッドが硬くなるとしなりの反発が強くなるため飛距離が伸びます。
ただし、そのロッドに適応するジグを使わないとロッドがしなりにくい、しなりすぎることで飛距離がでなくなります。そのため、ロッドに対応する重さのルアー・ジグをキャストするようにしましょう。
ライトショアジギングロッドの硬さには、L(ライト)・ML(ミディアムライト)・M(ミディアム)・MH(ミディアムヘビー)・H(ヘビー)・XH(エクストラヘビー)という分けられ方をしています。後者になればなるほどロッドが硬くなります。
柔らかいほどキャストしやすく初心者でも扱いやすいメリットがあります。小型青物に向いています。硬いパワーのあるロッドは重たいジグを遠投できるメリットがありますが、多投すると疲れやすいです。
よく釣りにいく場所を考えて自分が求めるロッドの硬さを考えてみましょう。よく分からないという方はML(ミディアムライト)・M(ミディアム)を選ぶと良いですね。
ライトショアジギングロッドの重さ
ロッド自体の重さは、中級者以上で気になる方が多いです。ロッドを下から上に素早くしゃくり上げる動作でジグにアクションを加えるため、ロッドが軽い方が疲れにくいです。
そのため、ロッドの重さも見ておきたい点ですが、初心者的には費用的な点の方が重要ですよね。そのため、ロッドの重さについてはそれほど気にしなくても問題ありません。
おすすめのライトショアジギングロッド

ライトショアジギングロッドと言っても多くのメーカーがあります。代表的なメーカーとしてはシマノ(SHIMANO)・ダイワ(DAIWA)・メジャークラフト(MajorCraft)です。その中から、おすすめなロッドを紹介していきます。
エントリーモデルでコスパ重視
メジャークラフトのソルパラ「SPX-902SSJ」は、本格的なショアジギまでは考えていないというアングラーにおすすめです。お気軽にライトなショアジギングを楽しみたいビギナーに対応したモデルとなっています。まず、始めるならこのモデルがおすすめですね。
全長(ft) | 継数(piece) | ルアー(g) | PRライン(号) |
9’00” | 2 | 5-30 | 0.4-1.2 |
品質も重視した中級モデル
メジャークラフトのクロスライド5G「XR5-962M」は、ライトショアジギング本格モデルです。40グラム前後のジグやバイブレーション、ヘビーミノーにも対応しています、ブリとのファイトにも対応できるパワフルなバットパワーが特徴的なモデルです。
*バット:ロッドの根本部分のこと。ちなみに中間あたりはベリー、竿先あたりをティップと呼びます。
全長(ft) | 継数(piece) | ルアー(g) | PRライン(号) |
9’6” | 2 | 15-50 | 0.8-2.0 |
こだわるハイエンドな上級モデル
シマノのコルトスナイパーXR「S96M」は、軽量でありながらパワフルなロッドです。堤防、サーフ、ゴロタ浜、地磯を想定しているモデル。近海にいる青物を狙うために最適なロッドになります。遠投と操作性が抜群な使用感になっていますね。
全長(ft) | 継数(piece) | ルアー(g) | PRライン(号) |
9’6” | 2 | ~70 | ~3.0 |
シーバスロッドとの違いは?
シーバスロッドをライトショアジギングで使えるのか?と疑問に思う人もいると思います。同じグラム数のルアーを投げることができれば、専用ロッドでなくても良いのでは?
この答えとしては「シーバスロッドでも良い」です。詳しくは省きますが、シーバスロッドでライトショアジギングもできます。シーバスロッドの規定グラム数内のルアーで青物を狙っても問題ありません。
ただ、専用ロッドがリリースされているという事実。やはりライトショアジギング専用ロッドの方が青物に対して適しています。年々専用ロッドの性能が高まっている印象がありますね。そのため、なるべき専用ロッドを揃える方がおすすめです。
このあたり、別の記事でシーバスロッドとライトショアジギングのロッドにて違いをまとめています。
エギングロッドとの違いは?
エギングロッドをライトショアジギングで使えるか?ということですが、使わない方が良いでしょう。エギングロッドは、青物に対して耐えられるほどの強度がないことが大半です。
エギングロッドにもよりますが投げられるエギ(エビの疑似餌)重くても4号程度になります。つまりは15グラムほどになります。もちろん、15グラム以内のジグを投げることで青物を狙うことができます。
ただ、それで青物をヒットしても大半の場合は、ロッド・リールが力負けしてバラしてしまう可能性が高まります。しっかりと釣り上げるためには、相応のパワーがあるロッドを使用することをおすすめします。
まとめ
この記事ではライトショアジギングのロッドの選び方についてまとめてきました。ライトショアジギングでは40グラム前後のジグを投げることが多いため、40グラム前後が適正なロッドを選ぶ必要があることが分かりましたね。
シーバスやエギングロッドを持っている人は兼用できないか?と考えているかもしれませんが、基本的には専用ロッドの購入をおすすめします。シーバスロッドであればロッドによっては兼用することもできますね。
この記事が、少しでもあなたの釣果に繋がれば幸いです!